生きる目的や価値観がわかると
- 日々の充実感が増す
- 無駄なものや無駄なことが減っていき、スッキリと生きやすい人生になっていく
教員になったばかりの頃は、ワクワクした気持ちや子どもたちのために頑張ろうと思う気持ちが大きく仕事に取り組める人が多いと思います。しかし、時間が経つにつれて仕事をたくさん任されるようになり、またたくさんの仕事を引き受けるようになり時間がなくなっていきます。時間がなくなると、子どもたちに時間が使えなくなったり、自分自身のために使う時間もなくなります。その結果、心も体も疲弊し、「私は何をやっているのだろうか?」「このまま教員を続けていていいのだろうか?」と悩む人が出てくるのではないでしょうか?またこの現実が受け止められず、周りへの不平不満に変化している人もいるように感じます。「なぜ◯◯先生は仕事をしないのか」「管理職は仕事を平等に割り振ってほしい」などの愚痴が出てきていませんか。そんな気持ちを抱えたまま、毎日仕事に追われ、充実しない時間を過ごし続けている先生がいるように感じます。
ぜひここで「自分がなぜ教員をするのか」また「自分が人生において大切にしたいことは何か」など目的や価値観を考えてみてほしいと思います。自分の大切にしたいことがしっかりと理解できたら、その価値観を中心にして行動していくことで日々が充実していくはずです。簡単ではないとは思いますが、価値観に合わないことや嫌なことは「ノー」と言って大丈夫です。そして自分がしたいこと、得意なことに力を注いでいきませんか?すると自分が毎日元気に前向きに取り組めます。きっと結果もついてきます。周りからも認められてきます。気づけば周りの無駄な物事が少なくなり、スッキリと良い人生になっていくはずです。自分で価値観を明確にして、良い人生を創っていきませんか?
私は教員にずっとなりたくてなりました。若い頃は、教材研究や部活動に主体的に取り組みながらやっていました。しかし、経験年数が増えるにつれて任される仕事が増えていきました。その頃は私も簡単に引き受けていました。担当したのは生徒会や部活動主任、校内放送関係、学級担任、部活動の主顧問、授業時数は週24時間、学校外でも部活動の協会に所属し、都道府県のテスト作成もしていました。その結果、残業は月160時間を超え、ひどいときは学校で車中泊することもありました。体重も増加し、健康診断では悪い結果が目立つようになっていきました。この時期にちょうどコロナが流行し、自分自身を振り返る時間をつくることができました。このときに「なぜ教員になったのだろうか」「教員で何をしたいのか」と教員をする目的を考え直したり、「私はどんな人生と送りたいのだろうか」「私が大切にしたい価値とはなんだろうか」と人生について何回も考えていきました。すぐにこんな人生が送りたい!と浮かんでくるものではありませんでしたが、何回も考えているうちにぼんやりといろんなことが見えてきました。「家族との時間をたくさんとりたい!」「子どもたちが成長する姿を見ることが嬉しい!」「自分の心と体の健康が大切だ!」とか色々です。この見えてきた目的や価値を大切にして、仕事や生き方を少しずつ整理していきました。まず残業は極力しないようにと決めました。そのために、大きな成果につながる大事な仕事を考え、やらなくてもいいと思う仕事はなくしていきました。例えば宿題はほとんど出さないようになりました。宿題はあまり効果がないというデータもあり、また今の子どもたちは勉強しようと思えばネットから様々なコンテンツを利用することができます。そのため教員から出す意味はないと思いました。これによって、宿題を準備したり、提出を促したり、チェックする時間がなくなりました。このようにして、自分の仕事を絞っていき、大事なことに集中できるように環境を整えていきました。さらにお願いされることに対しても自分の目的や価値観に合わないものも断り、仕事のダイエットをしました。それによって、日々が充実していくのが感じられ、余裕ができてきました。すると、新しいことに取り組んだり自分を成長させたいという気持ちが芽生えてきてチャレンジすることも増え、より人生充実感が出てきました。
自分の価値観は時間とともに明確になったり、変化したりします。そのため、ずっと同じような過ごし方や仕事の仕方にはならないはずです。現在の私もさらに価値観がアップデートされていっています。仕事の時間や家族の時間、自分の時間の配分や使い方は変化しています。定期的にしっかりと自分と向き合い、価値観を明確にしながら、今の自分にとって大切なものに時間が使えるように工夫しながら取り組んでいます。未来を自分で創っていく感覚です。
自分の価値観や目的をじっくり考えてみませんか?きっと今よりも充実した時間が過ごせるようになると思います。後悔の少ない人生が送れるように自分と向き合ってみませんか?
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