毎日忙しく余裕がないなら、朝から散歩をしてみませんか?

 

メリット

早寝早起きの習慣がつき、健康になる

散歩中に今日の思考ができ、余裕を持って仕事ができ

時間的な余裕ができるため、感情の余裕ができる

 

 学校の先生方は忙しい。教材研究や生徒指導、学級経営、校務分掌などやろうと思えば無限に仕事が湧いてくるものが多い。そこに対して一生懸命向き合って頑張っている先生方が多いと感じる。朝も勤務開始1時間前に学校にきて、教室の整理をしたり、窓を開けたり、校門を掃除したりしている。授業の空き時間には、家庭に電話をする。昼休みは生徒と一緒に遊んだり、教室で見守りをしている。放課後は部活動であったり、家庭訪問であったり、次の日の授業準備をしている先生がほとんどだ。そして、あっという間に1日が過ぎていく。ゆっくりと考える時間が持てない。行き当たりばったりで1日が流れていく。

 朝ゆっくりと散歩をすることで違う1日になる。朝から散歩をすると、散歩中に今日1日のことをゆっくりと考えられる。「授業はどう展開していこうかな」「この子にはこんな話をしないといけないな」「あの先生とこんなことを打ち合わせしよう」などなど。頭の中で1日の流れを作ることで1日の仕事に余裕が生まれてくる。またイメージした仕事の中で優先度の高いものが判断できる。慌ただしい中では判断が難しく、なんでもやらなくてはいけないように感じてしまい、余計に忙しく感じてしまう。朝のうちに大事なことを決めて学校に向かうことで、大きなミスを犯さないようになる。またやらなくても良いことの判断もつきやすくなる。この朝散歩が習慣になると、健康的になりより仕事の効率が上がり、忙しさから解放されてくる。すると、自分自身の中に時間的に余裕ができ、冷静に周りの状況がみられるようになり、感情的になる場面が減ってくる。朝のちょっとした散歩が好循環を生み出していく。

 

 以前の私も通勤前の家では、必要最低限の時間を考えて起床していました。時には、余裕がなく車の中で朝ごはんを食べたりしていました。そんな状態で当日の仕事のことをゆっくりと考えることなどできず、行き当たりばったりで仕事をしていました。何事にも余裕がなく、だからこそ放課後は遅くまで学校に残り仕事をして、カバーしていたように思います。そのため、基本的な生活習慣が崩れ、不健康になっていきました。さらには、生徒に対しても怒る指導が中心で学級を運営していたように思います。

 しかし、朝早くから散歩などの運動をするようになってからガラッと変化しました。まず自分自身の心の様子が変化しているのを感じました。周りが落ち着いて良く見えるようになったと感じます。散歩の時に思考をしているから、何をすべきか、何が起きそうかなど考えられているからだと思います。また、朝から太陽の光を浴びることがとても気持ちいいことに気が付きました。なんか朝から幸せな気分になります。その心の状態で仕事にいくことも落ち着いて仕事ができる要因の1つだと思います。さらに朝の散歩を習慣にすることで、生活リズムが整えられて、食欲もコントロールされて健康になっていくのを感じます。すると自分自身に自信が持てたり、時間的な余裕ができ、穏やかに仕事ができるようになりました。その結果、今はほとんど残業はしません。仕事の質が高まっていると感じていますし、任せられる仕事も重要な立場のものや大切なことをお願いされることが増えてきました。

 

 科学的にも、朝からの散歩・運動や日光を浴びることは良いことであると証明されています。心にも体にも良い面があります。何より自分の仕事の質を大きく変える可能性があります忙しいと感じて余裕がないなら、ぜひ朝早起きして散歩をしてみませんか?

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